【PK取り消しは過去にもある?名古屋のように煮え湯を飲まされたチームとは?】
大事な試合をぶち壊されたと名古屋のフィッカデンティ監督が怒っている。
先日行われた名古屋VS横浜FCにおいて、
「PK取り消し」
という事態が起こりました。
これは非常に珍しいことであり、確かに良く聞くことではありません。
この「PK取り消し」で他のチームで煮え湯を飲まされたチームはないのか?
と疑問に思いましたので調べてみました。
では今回は、
「PK取り消しは過去にもある?名古屋のように煮え湯を飲まされたチームとは?」
を紹介します。
PK取り消しされた名古屋
12月12日に行われた、名古屋VS横浜FCにおいて、
0-0の引き分けとなりました。
天皇杯出場権である2位以内を狙う名古屋ですが、実はこの試合で勝ち点2を取れる絶好のチャンスがあるはずでした。
それが「PK」です。
しかし、このPKは審判団の話し合いの末に判定が取り消しとなりました。
ようするに「副審の判断を取り入れPKを取り消した」ということになります。
これには、名古屋のフィッカデンティ監督も「映像を確認しても完全にPK」と怒りを隠せず、
報道陣に「皆さん、PKだったと思う方はうなずいていただけたら。…そうですよね」と逆質問するほどでした。
→【名古屋】フィッカデンティ監督「試合をぶち壊された」PKの判定覆りに激怒、報道陣に逆質問も|Yahooニュース
PK取り消しは過去にもある?名古屋のように煮え湯を飲まされたチームとは?
先の名古屋に対して行われたPK取り消しが、
「前代未聞」ということで過去に同じようなことが無かったか調べてみたところ、
2017年5月20日の、ジュビロ磐田VS柏レイソルでも似たようなことがありました。
柏のPKが取り消しとなり、得点チャンスが無為にされてしまいました。
PK取り消しについて、唯一人立ち会っていた柏の大谷選手のコメントに
「副審の判断でPKを取り消したと説明がありました。」
というものがあり、先の名古屋と非常に似た状況なのが伺えます。
→【ライターコラムfrom柏】前代未聞のPK取り消しも…主将・大谷秀和が見せた“ファインプレー”
ただ、名古屋と状況が違うのがすでに相手より得点でリードしていたこと、
最終的にはさらに追加得点し、0-2で勝ったことにより、
名古屋のように煮え湯を飲む事態は避けられたということです。
「PK取り消しは過去にもある?名古屋のように煮え湯を飲まされたチームとは?」まとめ
PK取り消しは過去にもある?名古屋のように煮え湯を飲まされたチームとは?を紹介しました。
今回の名古屋のPK取り消しで一番問題なのは、一番近くで見ていた主審の判断を遠くで見ていた副審の判断で取り消したということだと思います。
ただ、ハンドのルールは毎年変わるようで、
『意図的でなくさらに「手や腕は体の近くにあるが、手や腕を用いて競技者の体を不自然に大きくしていない」場合はハンドにならない』
と今季の規則となっているようで、
副審はこれを主審に指摘してPK取り消しになったのでは?という意見もあるようですね。