【ポスティングシステムをわかりやすく解説!FAとの違いにつても解説!】
プロ野球では、他球団の移籍等は戦力補強などでとても重要ですよね。
しかし、選手本人としては自身の限界への挑戦の為、海外移籍を望んでいる選手もいます。
今回は、その移籍に関係するポスティングシステムとFA権について見ていきたいと思います。
では、
「ポスティングシステムをわかりやすく解説!FAとの違いにつても解説!」
を紹介します。
ポスティングシステムをわかりやすく解説!
ポスティングシステムとは、 FA権を持たない選手が海外への移籍を希望した際、 所属球団が行使するシステムのことです。
海外移籍希望の選手について、海外の獲得の意思がある球団が競争入札することで落札できます。
そして、その落札金は移籍希望の選手が所属していた球団に支払われます。
もし、交渉がまとまらなかったとしても、移籍希望の選手は所属球団に残留します。
現在の落札額上限は2000万ドルとなっていますが、2012年までは上限が無いことで問題が起きていました。
ポスティングシステムとFAとの違いにつても解説!
まず、FA権とはどういうものなのか?について見ていきましょう。
FA権とは
FA=フリーエージェント権とは、所属チームとの契約を解消し、他チームと自由に契約を結ぶことができる権利を有している状態を指しています。
このFA権は国内移籍と海外移籍で必要年数が違います。
必要年数の計算は、選手登録=一軍登録の日数で計算され1年最高145日分で計算されます。
一軍登録が145日以上あったとしても、その年は145日分として計算されます。
現在は、国内移籍を含めると3パターン存在しています。
■累計8年で獲得 → 国内移籍FA:2006年までのドラフト入団全選手、2007年以降のドラフト入団高校生
■累計7年で獲得 → 国内移籍FA:2007年以降のドラフト入団大学生・社会人
■累計9年で獲得 → 海外移籍FA:全選手
ポスティングシステムとFA権の違いは
では、ポスティングシステムとFA権の違いは何なのか?
大きな違いはやはり交渉権について、ポスティングシステムは球団側にあり、 FA権は個人=選手側にあるということでしょう。
「ポスティングシステムをわかりやすく解説!FAとの違いにつても解説!」まとめ
ポスティングシステムをわかりやすく解説!FAとの違いにつても解説!を紹介しました。
こういう移籍関連のシステムが存在しているのは球団や選手の権利を守る為には必要なことだと思います。
日本選手がMLBへ移籍することが近年多くなっているため、ポスティングシステムでは金額の上限が設けられました。
今後も、双方に不利益がでないよう規約は改定し続けて頂きたいですね^^