【寺地拳四朗がライセンス停止処分解除!発端になった事件と処分内容は妥当だったのか?】
ライセンス停止処分を受けていた「寺地拳四朗」選手が無事処分解除となりましたね。
とてもうれしいニュースでしたが、
この処分本当に妥当な処分だったのか?と疑問に思われた方もいると思います。
今回は、
そんな拳四朗選手のライセンス停止処分解除についてや、
発端となった事件と処分内容は妥当だったのかについて、
お伝えしたいと思います。
では、
「寺地拳四朗がライセンス停止処分解除!発端になった事件と処分内容は妥当だったのか?」
を紹介します。
寺地拳四朗がライセンス停止処分解除!
出典:https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2020/12/18/kiji/20201218s00021000117000c.html
日本ボクシングコミッション(JBC)から受けた3カ月間のライセンス停止処分が解除されたWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(29=BMB)が1日、スポーツニッポン新聞社などのリモート取材に応じ、現在の心境などを語った。
引用:スポニチ
停止期間中は、処分内容に含まれる社会福祉活動をしっかり行っていたそうで、
最初こそ”罰”という感覚だったそうですが、
「やってみたら楽しくて…」
「これからも続けたいと思っています」
と語っており、
拳四朗選手のやさしさが垣間見えたと思いますね。
発端になった事件と処分内容は妥当だったのか?
事の発端
出典:https://www.chunichi.co.jp/article_photo_chuspo/list?article_id=170640&pid=603837
さて、事の発端は昨年7月に起こした不祥事によります。
泥酔した状態で他人のマンションの敷地内に立ち入ってしまい、
駐車されていた自動車に傷を付けてしまいました。
それにより、
12月から3ヶ月のライセンス停止、
制裁金300万円、
通算48時間以上200時間以内の社会貢献活動、
これら3つの処分を受けました。
処分内容は妥当だったのか?
拳四朗選手の前に重い処分を受けた選手がいます。
比嘉大吾選手のことですね。
比嘉選手は18年4月にV3選の前日計量で体重を超過したとして、
JBCが無期限ライセンス停止処分を科していました。
ここで、この二つの処分内容だけを知っている人はこう感じるはずです。
「体重超過だけで無期限なのに、不祥事では停止3ヶ月なの?」と。
これはこの後詳しくお伝えしますが、
どちらの処分内容も
「妥当だった」
と考えています。
その理由は、
まず比嘉選手の無期限停止処分については、
その体重超過だけが問題での無期限停止ではなかったというところです。
JBCの取ったこの無期限停止は「体調が完全に戻るまで期限を定めない」停止処分だったため、
復帰前提の処分だったとのこと。
実際に1年10か月で比嘉選手復帰を果たしており、
この期間になったのも比嘉選手と当時の所属ジムとのコミュニケーションの問題だったようです。
「無期限停止」と聞くと厳罰のイメージがありますが、
比嘉選手の場合だと理由があった処分だったということですね。
そして、拳四朗選手の処分については、
JBCの過去の事例では刑事事件や有罪判決を受けた選手には厳罰を下しています。
ただ、今回の拳四朗選手の不祥事では起訴も逮捕事実の無い不祥事なんですね。
ようするに司法による正確な事実がない状態であり、
JBCとしても本当は処分をする事実がない状態だったということです。
しかし、現役の王者の不祥事が報道により一般人に注目された以上、
JBCとしては処分をしないということは出来ず、
今回の処分内容となった経緯がある為、
拳四朗選手の処分内容は「妥当だった」と思います。
「寺地拳四朗がライセンス停止処分解除!発端になった事件と処分内容は妥当だったのか?」まとめ
寺地拳四朗がライセンス停止処分解除!発端になった事件と処分内容は妥当だったのか?を紹介しました。
無事拳四朗選手の停止処分が解除されて本当に良かったと思います。
今回は報道によって必要以上に注目が集まった結果、
拳四朗選手をJBCが処分しなくてはならなくなったという経緯がありますが、
不祥事後に選手としてさらに成長をしたアスリートも居る為、
拳四朗選手も是非今後の活躍で不祥事のことなど吹き飛ばしてほしいですね^^
最後までご覧いただきありがとうございました。