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テーパリング?量的緩和?前回の実施でどうなったのか?わかりやすく解説!

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テーパリング

【テーパリング?量的緩和?前回の実施でどうなったのか?わかりやすく解説!】

「テーパリング」という言葉を度々目にするようになってきました。

 

これは経済政策のひとつですが、

調べていくとこのテーパリングに関係する「量的緩和」という言葉が出てきます。

 

今回は、

この「テーパリング」についてや、

「量的緩和」について、

前回のテーパリングの実施ではどうなったのかについて、

お伝えしたいと思います。

 

では、

「テーパリング?量的緩和?前回の実施でどうなったのか?わかりやすく解説!」

を紹介します。

 
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テーパリングとは

テーパリング=「Taper」(先細る)から生まれた言葉

このように新しく生まれた言葉となります。

テーパリングで行われること

中央銀行が国債などの金融資産を買い入れる量的緩和について、

段階的に減らしていくことで、

最終的に終了にするための手法です。

 

景気が悪い為取った政策が量的緩和である為、

景気が上向いているならばその政策を終了に向ける必要があります。

ようするに、

「量的緩和の縮小」=「テーパリング」

ということですね。

量的緩和とは


テーパリングを知る上で「量的緩和政策」について知る必要があります。

 

そもそもこの量的緩和政策自体が比較的新しい政策となります。

 

この量的緩和政策とははじめて日銀が取り入れた手法となり、

2001年3月に日銀がこの量的緩和政策を実施しました。

 

お金の勉強をされている人なら、

「まずは金利政策では?」

と思われると思いますが、

もちろん日銀も金利政策を取っており、

99年2月に「ゼロ金利政策」を実施しています。

 

それと合わせて取られた政策が、

「量的緩和政策」

なんですね。

量的緩和で行われること

ざっくり量的緩和について説明すると、

「日銀のお金の供給を増やし、そのお金を世の中に行きわたらせる」

というものになります。

 

では実際にはどのようなことが行われたのか?

 

実は民間銀行も日銀に「日銀当座預金」と呼ばれる預金口座を持っています。

 

日銀が民間銀行の持っている資産や国債を買い取り、

その「日銀当座預金」にお金をどんどん供給します。

 

これにより民間銀行が増えたお金により、

企業や個人への融資に当てることで、

景気向上や物価上昇を目指す。

というのが量的緩和政策で行われていることです。

 
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前回の実施でどうなったのかをわかりやすく解説!

前回のテーパリングは、

2013年5月にバーナンキ米連邦準備理事会(FRBと以後表記)議長が、

テーパリングに言及したことにより結果的に実施されることとなりました。

 
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米10年国債利回りとドル円レートがどうなったのか

図のようにテーパリング期間の間、米10年米国債利回りは緩やかに低下しています。

 

そして、ドル円レートはテーパリング期間では横ばいに推移しており、

後半大きく上がっているのは、

日銀の追加緩和によりドル高・円安が加速結果となります。

日経平均とダウ平均がどうなったのか

株式市場での動きはどうだったのか?

 

FRBのバーナンキ議長の発言により一時市場は動揺し下落しましたが、

その後のテーパリング期間の間はダウは底堅さを維持し上昇傾向、

日経は横ばいとなっていましたが、

日銀の追加緩和により上昇傾向となり、

どちらとも上昇率は7%を超える結果となりました。

 

これにより、

このテーパリングによる大きな混乱は回避できたといえるでしょう。

 
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「テーパリング?量的緩和?前回の実施でどうなったのか?わかりやすく解説!」まとめ

テーパリング?量的緩和?前回の実施でどうなったのか?わかりやすく解説!を紹介しました。

 

テーパリングと量的緩和はセットだというのが今回わかりましたね。

 

前回のテーパリングの結果でも大きな混乱はない結果ということなので、

もしテーパリングが発表されても落ち着いて状況を見極めていくことができそうですね^^

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 
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