【「フッ化水素酸」東京・秋葉原で異臭騒ぎ!フッ化水素酸とは?】
東京の秋葉原で猛毒の「フッ化水素酸」による異臭騒ぎがあったようですね。
ニュースのタイトルを見た時に、事件かな?と思いましたが、
どうやら事件性はなさそうな雰囲気のようです。
では、フッ化水素酸の異臭騒ぎについてのニュースなどを紹介します。
「フッ化水素酸」東京・秋葉原で異臭騒ぎ!
では、ニュースについてお伝えします。
4日午前8時40分ごろ、東京都千代田区神田須田町2の路上で、通行人から「液体がこぼれていて、変な臭いがする」と110番があった。警視庁万世橋署員らが駆けつけたところ、500ミリリットルのプラスチック製容器が破損し、猛毒の「フッ化水素酸」とみられる液体がこぼれていた。同署は周囲約100メートルを約2時間にわたって通行止めにし、防護服を着た東京消防庁の化学機動中隊員らが路面を除染するなどして処理した。けが人はなかった。
情報元はYahooニュースより
フッ化水素酸とは?
では「フッ化水素酸」て何?ということで調べてみました。
概要
フッ化水素酸(フッかすいそさん、Hydrofluoric acid)は、フッ化水素の水溶液である。俗にフッ酸と呼ばれ、工業的に重要であるが、触れると激しく体を腐食する危険な毒物としても知られる。
フッ化水素酸はフッ化水素と共に、フッ素を含む多くの薬品、重合体(例:テフロン)および合成繊維の前駆体である。
濃フッ化水素酸は一般にガラス (SiO2) と反応して溶かすことがよく知られている。
ガラスを腐食する性質のため、フッ化水素酸はポリエチレンまたはテフロン容器に入れて保存される。また、フッ化水素酸は多くの金属も腐食する。特に硝酸との混合酸は酸に対し耐食性の高いタンタルなども溶解する。
通常は47〜48% (d=1.15 g cm−3, 27.6 mol dm−3) 程度の水溶液として市販され、毒物及び劇物取締法の医薬用外毒物に指定されている。
情報元はウィキペディアより
用途
各種フッ素化合物の原料として重要であるほか、ガラスの化学加工や、半導体製造時のシリコン酸化膜のエッチングに用いられる。ステンレスやアルミニウムの酸化被膜除去には、硝酸との混酸が使用される。
歯科技工の分野でも用いられるが、毒物のため生きた人間の歯に塗布してはいけない。
情報元はウィキペディアより
危険性
骨や血液中のカルシウムイオンと容易に結合することにより、骨を侵し低カルシウム血症の原因ともなる。応急処置には、接触部位の流水洗浄ののちグルコン酸カルシウムが使用される。
ヒトの経口最小致死量は 1.5 g、あるいは体重あたり 20 mg/kg である。スプーン一杯の9%溶液の誤飲で死亡した事例もある[12]。吸引すると、灼熱感、咳、めまい、頭痛、息苦しさ、吐き気、息切れ、咽頭痛、嘔吐などの症状が現われる。また、目に入った場合は発赤、痛み、重度の熱傷を起こす。皮膚に接触すると、体内に容易に浸透する。フッ化水素は体内のカルシウムイオンと結合してフッ化カルシウムを生じさせる反応を起こすので、骨を侵す。濃度の薄いフッ化水素酸が付着すると、数時間後にうずくような痛みに襲われるが、これは生じたフッ化カルシウム結晶の刺激によるものである。また、浴びた量が多いと死に至る。これは血液中のカルシウムイオンがフッ化水素によって急速に消費されるために、血中カルシウム濃度が低下し、しばしば重篤な低カルシウム血症を引き起こすためである。この場合、意識は明晰なまま、心室細動を起こし死亡する
情報元はウィキペディアより
『「フッ化水素酸」東京・秋葉原で異臭騒ぎ!フッ化水素酸とは?』まとめ
以上、『「フッ化水素酸」東京・秋葉原で異臭騒ぎ!フッ化水素酸とは?』についてお伝えしました。
「フッ化水素酸」一般的にはフッ酸による異臭騒ぎが、秋葉原がありましたね。
事件ではないので胸を撫でおろしていましたが、何も知識がない人が触れてしまうと
大変危険なものとなるようですので、なにか得体のしれない液体がある場合は
危険なものかもしれないと思い近寄らないのがよさそうですね^^