【『不滅のあなたへ』のピオランとは？フシを最後まで導いたあと生まれ変わっていた？】
『不滅のあなたへ』のフシが人間らしい振る舞いを出来るのは、
「ピオラン」のお蔭だと誰もが思うことでしょう。
今回は、
そんな「ピオラン」についてや、
最後までフシを導いた後に実は生まれ変わっていた？というのについて、
お伝えしたいと思います。
では、
『不滅のあなたへ』のピオランとは？フシを最後まで導いたあと生まれ変わっていた？
を紹介します。
『不滅のあなたへ』のピオランとは？
ピオラン＜CV: 愛河里花子＞
ニナンナの地で出会った祈祷師の老婆。
ニナンナでの一件以降、フシと2人で旅立ち、
フシが人間として生きていく為の、
言葉や生きるすべを教えた。
広義の意味ではフシのはじめての家族と言える。
一旦離れ離れとなってしまうが、
再び合流し自身の最後までフシと共にすごした。
『不滅のあなたへ』のピオランはフシを最後まで導いたあと生まれ変わっていた？
フシがフシらしい性格となる大変重要な役割を担っていた「ピオラン」ですが、
フシもそのピオランのことを大切な存在だと思っていますね。
フシとの生活
そんなフシに多大な影響を与えたピオランは、
フシと共に旅をすることになります。
この旅の間に人間の様に意志疎通が出来るようになったフシは、
ピオランと共にタクハナで生活することになり、
そこで酒爺の手伝いやグーグーとの邂逅によりさらに人間として成長して行くことになります。
しかし、そこでの生活もフシの敵である「ノッカー」の襲撃により終わりを迎えてしまいます。
再びピオランとフシは旅にでましたが、
手違いでジャナンダ島へと連れて行かれてしまい、
ピオランとフシは離れ離れになってしまいます。
再会とピオランの老い
ゼダンの港でフシが来るのをずっと待っていたピオランでしたが、
ノッカーに狙われているフシはピオランに合流するのを躊躇ってしまいます。
一緒にいない方がいいと考えているフシですがピオランが心配で、
何度もこっそり様子を伺いにいっていました。
結局、少女の姿に変化したフシがピオランに近づいた際、
その少女がフシであると見抜いてフシのことを抱きしめました。
その後、再びピオランとフシは旅に出ることになります。
しかし、その旅の途中ピオランの様子がおかしくなっていきます。
老いによる認知症のような状態となってしまったピオランは、
暴言やロバに乗っても落ちてしまうなどその症状は悪化して行きますが、
フシにはなぜピオランが変化してしまったのか理解できませんでした。
ピオランの死
認知症を患ってしまったピオランをお世話するフシでしたが、
とうとうその日が訪れてしまいます。
フシに出会えたことを幸せだったことを伝え、
フシに用事をお願いし彼がその場を離れた時に、
隣に控えていた謎の黒衣の人物「観測者」にあるお願いをします。
「このまま連れて行ってほしい」
というピオランに対して、
生まれ変わりについて語りましたが、
ピオランはそれでも良いと答え、
老衰として死を迎えました。
ピオランは生まれ変わっていた？
観測者に対して、
「できるなら今度はもっとフシの役に立つモノへと生まれ変わらせてくれ」
とお願いしていたピオランですが、
どうやら生まれ変わっていたようなんですね。
それは
「馬」
なんです。
公式には明言されていませんが、
そう言える理由が三つあります。
①9巻の表紙で若い頃のピオランがフシを乗せている
②魚を取るのが得意
③鼻毛やアザの位置が同じ
それぞれについてもうちょっと詳しく見ていきましょう。
①9巻の表紙で若い頃のピオランがフシを乗せている
「不滅のあなたへ」大変面白い。表紙は『キャラクターの叶えられなかった夢』で統一されているらしいけど、ピオランの夢は叶ったのだな（黒いのの話ではピオランと馬は別の存在なので厳密には叶っていないのだが） pic.twitter.com/EKMNmnTauA
— BW (@BWS_BW) December 22, 2018
この9巻の表紙では若い頃のピオランがフシを背に乗せていますね。
これはまさに馬となってフシを乗せている状態を暗示している表現なのではないでしょうか。
②魚を取るのが得意
ピオランは生前の特技に魚を取るのがうまいというのがありました。
この馬もその魚をとるのがとても上手なんですね。
③鼻毛やアザの位置が同じ
馬ってピオランの生まれ変わりなのね
痣の場所や鼻毛の出てる感じが一緒 pic.twitter.com/4AVn0shfzC— Pn (@PN_anime) March 2, 2021
上の画像の様にピオランの鼻毛やアザの特徴と、
馬の特徴が完全に一致しているんですね。
作中では生まれ変わりについて触れてはいませんでしたが、
きっとピオランは馬に生まれ変わっており、
彼女の希望通りにフシの役立つ物として共にいる姿は、
とても心に来るものがありますよね＾＾
「『不滅のあなたへ』のピオランとは？フシを最後まで導いたあと生まれ変わっていた？」まとめ
『不滅のあなたへ』のピオランとは？フシを最後まで導いたあと生まれ変わっていた？を紹介しました。
ピオランはフシが人間として振る舞えるよう導き最後には生まれ変わっても傍で居続ける姿に、
ちょっとウルッと来てしまったのは致し方ないことですね。
フシが今のフシとしてやさしい性格に成長して行く切っ掛けを作ったのは、
間違いなくピオランのお蔭であり、
ピオランの死にフシが最後に贈った言葉が今も心に残っており、
私からも贈りたいと思います。
「ありがとうピオラン」
