【競泳のプールの水温とは?国際試合用プールの案外知らない常識を紹介!】
現在、来年のオリンピックに向けた競泳の試合が行われていますね。
その試合を見ていてふと気になったことがあります。
「プールの水温ってどれくらいなの?」という疑問です。
とても気になったため、調べてみました。
また、その他気になることも調べてみましたのでそれらも見ていきたいと思います。
では今回は、
「競泳のプールの水温とは?国際試合用プールの案外知らない常識を紹介!」
を紹介します。
競泳のプールの水温とは?
競泳ということで今回は、国際試合での競泳でのプールについて見ていきたいと思います。
まず、一般的なプールの適温についてお伝えします。
一般的なプールでの水温はまずは22℃以上からが違和感なく入れる温度となります。
遊泳用のプールでは適温は26~31℃と言われています。
そして、室内プールでは29~31℃が適温とされています。
案外、高い温度が適温と感じますね。
では、本題の国際試合の競泳用プールの水温はどれくらいなのか。
それは、「25~28℃」とされています。
これは適温だからという理由からではなく、国際水泳連盟の規則によって定められている水温となります。
遊泳用と競泳用では、競泳用の方が水温が低めに設定されているようですね。
さて、ここで国際試合用のプールで他にも気になってくると思います。
次からはそれらについて見ていきましょう。
競泳で使う国際試合用プールの案外知らない常識を紹介!
早速、国際試合で使用される競泳用のプールの案外知らない常識を紹介していきます。
プールの長さ
長さは「50.02m」とされています。
あれ?50mじゃないの?と思われたかと思いますが、これは「タッチ板」の厚さ分だけ広く作られているからなんですね。
ちなみにタッチ板とは、コースの両端に設置されているタッチするための板となりそれぞれ厚さが0.01mあるそうです。
この両端のタッチ板分を長さから引けば、ちょうど「50.00m」になるということです。
プールの幅
プール幅「25m以上」とされています。
一般の50mプールの規格では、15.4m以上とされているようです。
コースの幅
コース幅「2.5m」とされています。
一般の50mプールの規格では、コース幅2.5m以上とされています。
少しわかりにくいですが、国際試合用は「2.5m」となっており、以上でも以下でも規格外となってしまうようですね。
コースの数
コース数「10コース」となっています。
一般の50mプールの規格では、6コース以上とされています。
ここでも国際試合用のプールは、「10コース」であり以上でも以下でも規格外となるようですね。
プールの水深
水深「2m以上」「3mを推奨」とされています。
一般用の50mプールでは、水深1.35m以上とされています。
この水深の部分は、一般用では溺れ防止の観点からなのか国際試合用とは随分深さの規定が違う印象ですね。
「競泳のプールの水温とは?国際試合用プールの案外知らない常識を紹介!」まとめ
競泳のプールの水温とは?国際試合用プールの案外知らない常識を紹介!を紹介しました。
やはり、国際試合用ということで一般用とは違いしっかり規定されている印象でしたね。
今回あまり触れなかった、一般人で一番馴染みのある25mプールではさらに水深の規定が浅いのが特徴のようですね。