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『吉川英治文学新人賞』とは?歴代受賞作品は何?第42回目で加藤シゲアキが候補に!

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吉川英治文学新人賞

 

【『吉川英治文学新人賞』とは?歴代受賞作品は何?第42回目で加藤シゲアキが候補に!】

『吉川英治文学新人賞』と呼ばれる文学賞をご存知でしょうか?

 

既刊作品が対象の新人賞としてはとても有名な文学賞ですが、

実際どんな賞なのかわからない人もいるかと思います。

 

今回は、

そんな『吉川英治文学新人賞』についてや、

その歴代受賞作品について、

第42回目にしてアイドルの加藤シゲアキさんが候補にあがったことについて、

お伝えしたいと思います。

では、

「『吉川英治文学新人賞』とは?歴代受賞作品は何?第42回目で加藤シゲアキが候補に!」

を紹介します。

 

 
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『吉川英治文学新人賞』とは?

公益財団法人吉川英治国民文化振興会が主催しており、

1980年か始まった文学賞で、以降毎年開催されています。

 

選考方法は選考委員が合議をすることで決定されます。

 

受賞候補者を数名選出し、その中から受賞者を決定することになり、

毎年1名~2名程の受賞者が決定しています。

 

そして、受賞者には正賞として賞牌と副賞として100万円・設置時計が授与されます。

 

新人賞と言われる文学賞ですが、

デビュー30年程の受賞者が出ることもあり、

中堅作家が候補者及び受賞者となることが多い文学賞です。

 

『吉川英治文学新人賞』の歴代受賞作品は何?

以下は第41回までの受賞者と作品名の一覧になります。

回(年) 受賞者 受賞作名 刊行
第1回(1979年) 加堂秀三 『涸瀧』 1979年9月 文藝春秋
田中光二 『黄金の罠』 1979年9月 祥伝社
第2回(1980年) 栗本薫 『絃の聖域』 1980年8月 講談社
南原幹雄 『闇と影の百年戦争』 1980年10月 集英社
第3回(1981年) 澤田ふじ子 『陸奥甲冑記』 1981年1月 講談社
『寂野』 1981年4月 講談社
第4回(1982年) 赤瀬川隼 『球は転々宇宙間』 1982年7月 文藝春秋
北方謙三 『眠りなき夜』 1982年10月 集英社
第5回(1983年) 連城三紀彦 『宵待草夜情』 1983年8月 新潮社
山口洋子 『プライベート・ライブ』 1983年9月 講談社
第6回(1984年) 船戸与一 『山猫の夏』 1984年8月 講談社
第7回(1985年) 高橋克彦 『総門谷』【上下】 1985年10月 講談社
第8回(1986年) 景山民夫 『虎口からの脱出』 1986年12月 新潮社
第9回(1987年) 清水義範 『国語入試問題必勝法』 1987年10月 講談社
第10回(1988年) 椎名誠 『犬の系譜』 1988年1月 講談社
岡嶋二人 『99%の誘拐』 1988年10月 徳間書店
第11回(1989年) 小杉健治 『土俵を走る殺意』 1989年5月 新潮社
第12回(1990年) 伊集院静 『乳房』 1990年10月 講談社
大沢在昌 『新宿鮫』 1990年9月 光文社
第13回(1991年) 中島らも 『今夜、すべてのバーで』 1991年3月 講談社
宮部みゆき 『本所深川ふしぎ草紙』 1991年4月 新人物往来社
第14回(1992年) 帚木蓬生 『三たびの海峡』 1992年4月 新潮社
第15回(1993年) 薄井ゆうじ 『樹の上の草魚』 1993年8月 講談社
東郷隆 『大砲松』 1993年12月 講談社
第16回(1994年) 浅田次郎 『地下鉄に乗って』 1994年3月 徳間書店
小嵐九八郎 『刑務所ものがたり』 1994年10月 文藝春秋
第17回(1995年) 真保裕一 『ホワイトアウト』 1995年9月 新潮社
鈴木光司 『らせん』 1995年7月 角川書店
第18回(1996年) 馳星周 『不夜城』 1996年8月 角川書店
服部真澄 『鷲の驕り』 1996年12月 祥伝社
第19回(1997年) 花村萬月 『皆月』 1997年2月 講談社
第20回(1998年) 山本文緒 『恋愛中毒』 1998年11月 角川書店
第21回(1999年) 宇江佐真理 『深川恋物語』 1999年9月 集英社
第22回(2000年) 野沢尚 『深紅』 2000年12月 講談社
第23回(2001年) 大崎善生 『パイロットフィッシュ』 2001年10月 角川書店
第24回(2002年) 福井晴敏 『終戦のローレライ』【上下】 2002年12月 講談社
諸田玲子 『其の一日』 2002年11月 講談社
第25回(2003年) 伊坂幸太郎 『アヒルと鴨のコインロッカー』 2003年11月 東京創元社
垣根涼介 『ワイルド・ソウル』 2003年8月 幻冬舎
第26回(2004年) 恩田陸 『夜のピクニック』 2004年7月 新潮社
瀬尾まいこ 『幸福な食卓』 2004年11月 講談社
第27回(2005年) 今野敏 『隠蔽捜査』 2005年9月 新潮社
第28回(2006年) 佐藤多佳子 『一瞬の風になれ』【1 – 3】 2006年8月 – 10月 講談社
第29回(2007年) 佐藤亜紀 『ミノタウロス』 2007年5月 講談社
第30回(2008年) 朝倉かすみ 『田村はまだか』 2008年2月 光文社
柳広司 『ジョーカー・ゲーム』 2008年8月 角川書店
第31回(2009年) 池井戸潤 『鉄の骨』 2009年10月 講談社
冲方丁 『天地明察』 2009年11月 角川書店
第32回(2010年) 辻村深月 『ツナグ』 2010年10月 新潮社
第33回(2011年) 西村健 『地の底のヤマ』 2011年12月 講談社
第34回(2012年) 伊東潤 『国を蹴った男』 2012年10月 講談社
月村了衛 『機龍警察 暗黒市場』 2012年9月 早川書房
第35回(2013年) 和田竜 『村上海賊の娘』【上下】 2013年10月 新潮社
第36回(2014年) 西條奈加 『まるまるの毬』 2014年6月 講談社
第37回(2015年) 薬丸岳 『Aではない君と』 2015年9月 講談社
第38回(2016年) 本城雅人 『ミッドナイト・ジャーナル』 2016年2月 講談社
宮内悠介 『彼女がエスパーだったころ』 2016年4月 講談社
第39回(2017年) 佐藤究 『Ank: a mirroring ape』 2017年8月 講談社
第40回(2018年) 塩田武士 『歪んだ波紋』 2018年8月 講談社
藤井太洋 『ハロー・ワールド』 2018年10月 講談社
第41回(2019年) 今村翔吾 『八本目の槍』 2019年7月 新潮社
呉勝浩 『スワン』 2019年10月 KADOKAWA
 
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『吉川英治文学新人賞』の第42回目で加藤シゲアキが候補に!

出典:https://www.chunichi.co.jp/article/195135

アイドルグループ「NEWS」の加藤シゲアキ(33)の最新長編小説「オルタネート」が、「第42回 吉川英治文学新人賞」の候補作品に選ばれた。1日、発行元の新潮社が発表した。同賞にアイドルがノミネートされるのは1980年の創設以来初めて。選考会は3月2日に東京都内で行われる。

→加藤シゲアキ、またまた快挙! 「オルタネート」吉川英治文学新人賞の候補に アイドルとしては史上初|Yahooニュース

時代は移ろい行くもので、

言い方は悪いですが過去の文学者とは現代のオタクの様な位置づけであり、

必ずしも華やかなイメージではありませんでした。

 

しかし、第42回ともなると候補者に現役のアイドルが選出されるなど、

今や文学者はオタクではなく、

知識人であり表現者であり、その人の表現の豊かさの証明となっており、

ポジティブなイメージとなりましたね。

 

 
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「『吉川英治文学新人賞』とは?歴代受賞作品は何?第42回目で加藤シゲアキが候補に!」まとめ

『吉川英治文学新人賞』とは?歴代受賞作品は何?第42回目で加藤シゲアキが候補に!を紹介しました。

 

『吉川英治文学新人賞』は42回目ということで、42年間続いている歴史ある文学賞ですね。

 

そして、その歴史に新しい一ページとしてアイドルである加藤シゲアキさんが候補となりました。

3月2日に選考会が行われて結果がでることとなりますので、

気になる方は要チェックですね^^

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 
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