【元早大教授がパワハラか?教育・倫理の権威が内部告発される皮肉】
友添秀則氏という方をご存知でしょうか?
この方は、元早大教授であり現在パワハラの内部告発を受けています。
元教授がパワハラの内部告発を受けたことがそんなに話題になることなの?と思われるかもしれません。
実はこの方、かなりスポーツ界の重鎮なんです。
では、今回は
「元早大教授がパワハラか?教育・倫理の権威が内部告発される皮肉」
を紹介します。
元早大教授がパワハラか?
さてパワハラしたとして内部告発されたのは、元早稲田大学教授「友添秀則(64)」とされています。
この人は、早大スポーツ科学学術院教授を務めていました。
ここで、「あっ、この人知っている!」と思われた方はかなりの情報通でしょう。
なにを隠そうこの方、JOC常務理事、スポーツ庁スポーツ審議会会長代理、日本スポーツ教育学会、日本体育教育学会会長など務めている、日本のスポーツ界の重鎮なんですね。
でも、スポーツ界の重鎮がパワハラ告発されたのには感心しないけど、そんなに話題になることなの?と思われたかもしれません。
話題となっている理由について、次で詳しく見ていきましょう。
元早大教授は教育・倫理の権威!内部告発される皮肉
早大スポーツ科学学術院教授だった友添秀則(64)ですが、専門としている分野があります。
それが「スポーツ教育・倫理学」なんですね。
そしてスポーツ界の重鎮である通り、その分野の第一人者なんです。
名前の通りまさに、「体罰」をはじめとするスポーツのパワハラなどの問題に対する学問の第一人者である友添氏ですが、世間を騒がせたパワハラ事件に新聞各社に多くのコメントをしているようです。
その中の全日本テコンドー協会の内紛では、
「前近代的な古い体質が残っている」とコメントしています。
日本体操協会のパワハラ騒動では、
「被害者が『そうだ』と言えばパワハラに該当するのが基本的な考え」とコメントしています。
今回の件について友添氏はパワハラを否定しているそうですが、上の発言を借りれば被害者が『パワハラ』だと言ったのであればパワハラだということですね。
さて、この件で早大側はこのようにコメントしています。
「調査に関する案件は、学外秘扱いとなっております。お問い合わせに関しましては回答いたしかねます」
そして、友添氏は本人のことでなければ早大に対して下のように批判したでしょう。
日大アメフト悪質タックル事件に対するコメントより、
「対応は場当たり的で、閉じられた空間で行っている印象が強い。説明責任が欠かせない」
以上のように、スポーツ界のパワハラ問題で自身が発言したコメントがブーメランになっているのは皮肉以外のなにものではないかと思います。
「元早大教授がパワハラか?教育・倫理の権威が内部告発される皮肉」まとめ
元早大教授がパワハラか?教育・倫理の権威が内部告発される皮肉を紹介しました。
内部告発ということで公式な発表はまだない状況ですが、煙が無い所に火は立たないものです。
権力者となりスポーツ教育・倫理学の第一人者の方が、パワハラで告発される事態に「権力はその道の第一人者ですら道を誤らせてしまうのか…」と悲しい気持ちになりますね。