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ベーシックインカムとは?生活保護とはどこが違うのか解説!

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【ベーシックインカムとは?生活保護とはどこが違うのか解説!】

ベーシックインカムとは最近注目されるようになった言葉ですね。

簡単にお伝えすれば「全国民に一定金額を支給」する制度となります。

このベーシックインカムについては、2017年の時点では、自由民主党派は反対を、立憲民主党など民主派は賛成を示している状況でした。

しかし2020年菅内閣の発足に際し、「人生100年時代の中で、 全世代の誰もが安心できる社会保障制度を構築」と公表されました。

これについて、具体的な方法に記載はなかったのですが、
「これまでのしがらみを排して制度の非効率・不公平を是正」とも公表されており、
これは「ベーシックインカム」を導入するのでは?という意見が急浮上してきた経緯があります。

また、この「一定金額を支給」するという部分について、「生活保護」が思い浮かんできますね。

今回は、このベーシックインカムとはどんな制度なのか、またお金を支給するということは「生活保護」とはどこが違うのか?を見ていきたいと思います。

では、ベーシックインカムとは?生活保護とはどこが違うのか解説!を紹介します。

 
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ベーシックインカムとは?

ベーシックインカム(basic income)について、政府が国民に対して行う保障制度の一つです。

制度の内容は、全国民に対して最低限の一定金額を支給する政策であり、呼び名は基本所得制、基礎所得保障、基本所得保障等呼ばれています。

ベーシックインカムの概要

ベーシックインカムの制度のパッと見の内容では、「全国民に一定金額を支給」するとなっているため、単純に支給された個人の自由に使えるお金が増えるように見えますね。

ただ、実際にベーシックインカムを導入する場合は、既存の社会保障を廃止して導入することになります。
この部分はかなり重要で、「ただ単純」に「全国民に一定額支給」するわけでは無いということです。

すなわち、ベーシックインカムとは既存の社会保障を廃止し、「全国民に最低限(一定)金額を支給」し、それをもって「生活を保障する制度」となります。

ようするに、噛み砕くと「貰ったお金であとは自分で生活をして下さい」という制度となるということです。

ベーシックインカムと生活保護とはどこが違うのか解説!

「一定金額を支給」するということで、ある制度と似ているな~と、思われた方もいると思います。

それは「生活保護」ですね。

生活保護とは「健康で文化的な最低限度の生活を保障する公的扶助制度」であり、主に経済的に困窮している国民に対して行われる制度となります。

制度の内容の違いは
■ベーシックインカム:全国民に一定金額を支給
■生活保護:経済的に困窮している国民に一定金額を支給

と対象となる国民が違うということですね。

ベーシックインカム導入後の生活保護はどうなる?

さてここで疑問に思われた方もいるかもしれませんが、
「もしベーシックインカムが導入されたら、生活保護はどうなるのか?」
という疑問ですね。

これについては、ベーシックインカムの概要でお伝えした内容で「既存の社会保障を廃止し」という部分が適応されるのではと考えられます。

ベーシックインカムを導入する際には、この生活保護の制度も廃止されるパターンが濃厚だと思われます。

ただ、このベーシックインカムの支給額だけでは生活が出来ないという状況も予想されるので、そこについては議論されるのではと思います。

 
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まとめ|ベーシックインカムとは?生活保護とはどこが違うのか解説!

ベーシックインカムとは?生活保護とはどこが違うのか解説!を紹介しました。

まだは、日本のベーシックインカムの導入については公表されているわけでは無いので憶測の域を出ません。
しかし、現行の社会保障制度では将来破たんする未来が予想されているため、どこかで改革が必要なのも事実ですね。

今後も注視していきたいと思います。

 

 

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→ベーシックインカムのメリット・デメリットは?導入で問題なのは何?

 
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