スポンサーリンク
 

ベーシックインカムのメリット・デメリットは?導入で問題なのは何?

アフィリエイト広告を利用しています

【ベーシックインカムのメリット・デメリットは?導入で問題なのは何?】

現在なにかと話題となっている「ベーシックインカム」をご存知でしょうか?

ベーシックインカムについて知りたい方は下の記事をご覧ください。
→ベーシックインカムとは?生活保護とはどこが違うのか解説!

さて、このベーシックインカムですが勿論メリットがあり、デメリットも存在しています。

今回は、そのベーシックインカムのメリット・デメリットについて、また導入する場合一番大きな問題なのは何なのか?を見ていきたいと思います。

では、ベーシックインカムのメリット・デメリットは?導入で問題なのは何?を紹介します。

 
スポンサーリンク
 

ベーシックインカムのメリット・デメリットは?

メリット

■貧困対策
ベーシックインカムを導入することで、「最低限の収入」を得られます。これにより働いても最低限の生活が出来なかった貧困層が、働けば最低限以上の生活が送れるようになります。

■少子化対策
ベーシックインカムでは個人に対して支給するため、子供対象となります。そのため、子供を産むことでその家庭で得られる支給が増える為、少子化対策になるのではと期待されています。

■地方活性化
ベーシックインカムが全国一律の支給額という前提であれば、地方で生活する方がメリットとなります。理由として、地方の方が物価や地価などが安くなる為であり、テレワーク及びリモートワークが広がることで、地方での生活を選ぶ人が増えるのではと予想されています。

■社会保障制度の簡素化
社会保障制度とは「生活保護」「失業保険」等に代表される制度となります。これらは支給対象が限定されており、様々な手続きが必要となり複雑です。ベーシックインカがム導入されることで、それらが統合され簡素化することが出来ると考えられています。

■生活保護の不正受給対策
ベーシックインカムを導入することで、最低限の生活を保障することになります。これにより、現在問題となっている生活保護の不正受給の問題解決になると考えられています。

■ブラック企業の淘汰
ベーシックインカムを導入することで、最低限の生活が保障されることになる為、無理にブラック企業で働かずともよくなる為、仕事を辞めることができる。そのため、労働者の弱みによって無理矢理働かせているようなブラック企業は労働者側の意思で離れられるため淘汰が進むと考えられています。

■労働意欲の向上
現行の社会保障制度では、所得制限があり労働意欲を削いでいると言われています。ベーシックインカム導入によって、その削がれた労働意欲が向上するのではと考えられています。

■余暇を楽しめる
ベーシックインカムによって、最低限の社会保障が得られたことによって、生活して行く上での大きな不安が解消されることで、余暇を楽しめる生活が送れるようになると考えられています。これは精神的な面の他にも、仕事の仕方も多様になることで、仕事と余暇の割合を自由にできるようになると考えられています。

デメリット

■個人の責任が増大する
ベーシックインカムの導入によって、国としては最低限の社会保障を終えた形になります。その後の問題については「個人の責任で生活をして下さい」となる為、病気や怪我など突発的な出費については個人の責任で対応しなければならないと予想されています。

■社会福祉水準の低下
ベーシックインカムを導入することで、社会保障制度が簡素化しますが、それによって現在の社会保障制度が廃止や統合されることになります。これは社会保険関連も例外ではなく、重度の障害を患っているが現在の社会保障制度では何とか生活出来ている人が、ベーシックインカム導入により以前以下の社会保障しか受けられてなくなると懸念されています。

■労働意欲の低下
ベーシックインカムによって、最低限の生活が保障されている為、労働による対価を得なくても生きていけるようになります。これにより、勤労意欲が低下するのではと考えられています。

■財源不安
ベーシックインカムを導入する際は、現行の社会保障制度を廃止等することで財源とすると予想されています。しかし、それでも財源が足りるかどうかは不確定であり、不足した場合の財源不安があります。
また、日本には豊富な資源が無く国に大きな収入源が無い為、ベーシックインカム導入時は問題なかった財源が不況等で足りなくなった時はどうするのか懸念があります。

ベーシックインカムの導入で問題なのは何?

もっとも大きな問題は「財源確保」となると思われます。
他国の事例を鑑みると、もし日本でベーシックインカムを導入した場合には、消費税の増税は間違いなく行われると思われます。

 

ここで企業家のゲッツ・W・ヴェルナー氏がベーシックインカム導入について言及されたことを紹介します。

それは、ベーシックインカムを導入するなら所得税等を廃止し、消費税にまとめるべきと主張しているということです。
もしベーシックインカムを消費税のみで賄う場合、試算では現在の消費税10%から35.8%に上げる必要があるようです。

これは高い消費税で有名なハンガリーの、消費税27%よりも遥かに高い値となります。

 

ここまで大きな問題としては「財源確保」であるとお伝えしましたが、その他のデメリットについても勿論無視できない問題となります。

 
スポンサーリンク
 

まとめ|ベーシックインカムのメリット・デメリットは?導入で問題なのは何?

ベーシックインカムのメリット・デメリットは?導入で問題なのは何?を紹介しました。

菅内閣となり、ベーシックインカムが注目されるようになってきましたね。

しかし、このベーシックインカムの導入については、メリット、デメリットをしっかり吟味して頂きたいと思いますね^^

 

 

関連記事
→ベーシックインカムとは?生活保護とはどこが違うのか解説!

 
スポンサーリンク
 
タイトルとURLをコピーしました