【『セスタス』はトーナメントで優勝できる?拳闘士として成長した拳は衛帝隊士に通用するのか?】
『セスタス』シリーズの主人公「セスタス」は現在トーナメントの真っ最中です。
当初の線の細い撃たれ弱いイメージの拳闘士から成長を遂げ、
体格が成長し一撃で相手を倒しうる拳を備える拳闘士へと変貌してきました。
しかし、まだ成長途中であるのは否めず、
トーナメントで優勝できるのかは未知数となります。
今回は、
そんな「セスタス」についてや、
トーナメントで優勝できるのかについてや、
その拳が衛帝隊士アドニスに通用するのかについて、
お伝えしたいと思います。
では、
『セスタス』はトーナメントで優勝できる?拳闘士として成長した拳は衛帝隊士に通用するのか?
を紹介します。
『セスタス』の主人公とは
セスタス<CV.峯田 大夢>
本作の主人公でありタイトルにある「セスタス」という名前です。
物語当初は15歳でローマ帝国最下層の「奴隷」の身分である「拳奴」です。
はじめにヴァレンス奴隷闘士育成所に所属していたが、
奴隷の反乱により養成所が崩壊、
一時皇帝ネロに身請けされるが決別することになり、
現在のドリスコ拳闘団に所属することになりました。
当初15歳にしては線が細く、内向的な性格も相まって、
ギリギリの試合を演じることもありました。
しかし、物語が進み師であるザファルの指導の元で目覚まし成長を遂げることとなります。
当初から天性のスピードにより小柄な体格を補い、
体格に勝る強敵達とわたりあってきていましたが、
師ザファルより伝授された拳闘術の習得し始め、
一撃で相手を倒しうる攻撃力も獲得し始めています。
その天性のスピードと闘いぶりから、
「瞬速の新星」「神速の拳闘児」
という異名を持っています。
天性のスピードに注目が集まっているが、
真の武器は「動体目標への攻撃精度」であり、
それを可能にしている動体視力の持ち主である。
これを証明するエピソードがあり、
コイン弾きにより表か裏か聞かれた際、
毎回当りを言い当てていましたが、
実はそれはただ運が良かったのではなく、
彼の動体視力は回転するコインを正確に捉えており、
落ちた時に表だったか裏だったかを見極めていた、
というエピソードもあります。
現在は、ネロの勅命によりコンコルディア闘技大会に出場しており、
予選を突破し本戦へと駒を進めています。
『セスタス』の主人公はトーナメントで優勝できる?
本戦へと駒を進められた「セスタス」ですが、
周りも強者ばかりがそろう本戦となっています。
本戦出場者は以下となり、
「不敗の拳豪コルドバのハミルカル」
「最北のロキ」
「王室衛士アブダッドのマレク」
「闘奴エムデン」
「拳奴セスタス」
「解放拳奴イオタ」
「職業拳闘士パウサニアス」
「メンフィスのカーメス」
「旅警クロイソス」
「エルサレムのギデオン」
「傭兵ユヴァ」
「オリンピア優勝者「偉大なる」ソロン」
「狩猟士ムタンガ」
「死刑囚「赤髭」アブデロス」
「「闘公子」ニコラウス」
「衛帝隊士「神速の住人」アドニス」
ここで大きく優勝候補として注目されているのは
「ソロン」「アドニス」
の両名であり、
そして、主人公との因縁がある「エムデン」
辺りが読者による最初に注目した闘技者だと思われます。
さて、トーナメントの結果もしっかり出てきており、
「セスタス」もしっかり勝ち上がってきています。
第一回戦「解放拳奴イオタ」
第一回戦は見た目からも異質さを放つ「解放拳奴イオタ」。
実は彼はデモクリトスからの指導を受けており、
「セスタス」にとっては因縁のある対戦相手でした。
相手との距離を離し徹底して被弾を避ける戦法、
いわゆるアウトボクシングスタイルを取っており、
その戦法は相手に軽打を与えて射程外へと出るヒット&アウェイであり、
相手を”倒す”のではなく”降参”させる地道な戦法です。
初めて目にする戦法に苦戦をしいられることになる「セスタス」ですが、
この戦法の肝であるのは「距離感」であると見抜き、
予選で対戦した「フェリクス」の伸びる鉤突きによりイオタの距離感を狂わせ、
そのまま押切勝利しています。
第2回戦「狩猟士ムタンガ」
第2回戦の相手であるムタンガもイオタに負けない異質な存在です。
彼が扱う技術は狩りにより培った技術により編み出されたものであり、
構えもかなり特殊になります。
しかし、その実力は本物で
「死刑囚「赤髭」アブデロス」
との闘いでは体格にまさるアブデロスを圧倒し、
反則攻撃もなんなく躱し完勝しています。
第2回戦での闘いは、
狩りの構えを拳闘術へと昇華させた懐の深さに距離感がつかめず、
防戦一方になってしまいます。
しかし、生粋の拳闘士ではないムタンガには右拳を出す時の癖が存在しました。
その弱点を突き反撃を開始。
ムタンガもその反撃に対して対応をし始めていましたが、
セスタスが自身の必殺技「断頭」を放ち勝利しました。
優勝は狙えるのか?
現在の「セスタス」は師の教えを守り幾多の対戦を経ることで、
精神的にも肉体的にも相手を圧倒できる要素が多く見られようになってきました。
特にそのスピードは”神速”と異名に入れられる程であり、
それに「断頭」という一撃で相手を倒せる拳も持ち合わせています。
まさに、師ザファルが体現していた拳闘術を体得してきており、
彼の動体視力による正確に急所を突く才能と合わされば、
例え各上でも相手を倒せるほどとなっています。
これにより、今大会で優勝できるという道はわずかに残っていると思います。
『セスタス』の主人公の拳闘士として成長した拳は衛帝隊士に通用するのか?
ライバル「闘奴エムデン」の活躍
デモクリトスの指導を過去に受けており、
セスタスと死闘を演じたことのあるライバル、
「エムデン」も今大会に出場しており、
彼の活躍が目覚ましいものがあります。
第一回戦で「王室衛士アブダッドのマレク」と対戦し、
防御に固いマレくに手痛いカウンターを貰いますが、
本来の自身のスタイルを思い出し逆転。
第2回戦では「オリンピア優勝者「偉大なる」ソロン」との対戦となり、
今大会の優勝候補の一人である「ソロン」の技術力の前に、
触れることが出来ない劣勢でした。
ダウンを繰り返すエムデンですが、
その中でも相手への反撃のタイミングを計っており、
相手の拳を壊す「砕刃」を繰り出し、
右の拳を潰ことに成功します。
その後、焦ったソロンの左拳も同様に破壊し、
自身のペースへと持ち込み勝利をもぎ取っています。
大会優勝候補に勝利する快挙を達成しましたが、
順当に勝ち進んでいるもうひとりの優勝候補である、
「衛帝隊士「神速の住人」アドニス」
を第三回戦で当たることとなると予想されます。
個人的な予想では、これまで大きなダメージのないアドニスに対して、
どこまで食い下がりダメージを与えられるのかが重要なポイントだと思います。
エムデンも人気のあるキャラクターですが、
やはりどうしても「セスタス」VS「アドニス」が見てみたいのが読者の本音ですね。
主人公の拳は衛帝隊士「神速の住人」アドニスに届くのか?
優勝候補であるルスカの同僚である、
衛帝隊士「神速の住人」アドニス。
先ほどもお伝えした通り、
エムデンが快挙を達成し、
アドニスとの対戦が濃厚となってきました。
そんなアドニスは、
第一回戦「「闘公子」ニコラウス」との対戦では、
30秒間手を出さないと挑発し上で、
その上で完勝し実力違いを見せつけました。
第2回戦は「メンフィスのカーメス」との対戦であり、
まだ勝敗は出ていない状況となります。
しかし、アドニス優勢で対戦は進んでいます。
このように優勝候補の「ソロン」は「エムデン」に敗れ、
相当のダークホースが登場しない限り、
恐らくセスタスは勝ち上がり、
「エムデン」か「アドニス」との対戦となるのは間違いないく、
今までの描写では「エムデン」は「アドニス」に勝つことが難しいと思われます。
そうなると予想では当初から想定されていた
「セスタス」VS「アドニス」
となるのは間違いないでしょう。
そうなると気になるのは、
「セスタスの拳はアドニスに通用するのか?」
という部分ですね。
ここについては過去のセスタスであればなかなか難しい状況でしたが、
ザファルの拳闘術を習得し始めたセスタスは一撃で相手を倒しうる”拳を身に着けています。
そして互いに”神速”でありスピードは他の追随を許さない拳闘士となります。
個人的な意見としては、
スピードは若干アドニスが勝り、
拳の速さはアドニスが勝り、
目の良さはセスタスが勝り、
一撃の強さは若干セスタスが勝っている、
このように見積もっています。
全体としてはやはりアドニス優勢なのは間違いありませんが、
「断頭」などの一撃を持つセスタスにチャンスは必ずあるはずです。
恐らく初めて目で見て攻撃を避けてくるセスタスにアドニスも驚く展開となると思われます。
ここでアドニスに勝利しローマ帝国のこれからの物語に巻き込まれるのもいいですが、
ここでアドニスに負けてさらなる修練を師ザファルと続けて必殺技「無間」を獲得することで、
リベンジという展開もセスタスの成長を長く楽しめるのでいいと思いますので、
個人的にはどちらに転んでもおいしい展開だと考えています。
「『セスタス』はトーナメントで優勝できる?拳闘士として成長した拳は衛帝隊士に通用するのか?」まとめ
『セスタス』はトーナメントで優勝できる?拳闘士として成長した拳は衛帝隊士に通用するのか?を紹介しました。
現在ますます白熱しているコンコルディア闘技大会トーナメントですが、
残り試合も少なくなってきており結末が気になる所ですね。
そして、その結末が「セスタス」VS「アドニス」の対戦となるのか、
現在優勢の「アドニス」に逆転して「セスタス」が勝つことが出来るのか、
気になる所です。
最後までご覧いただきありがとうございました。