【テニスエルボーとは?原因や治療法などは?】
肘より先を酷使する作業があり、
その後肘の外側が痛くなる。
そんな経験をした方はいらっしゃるのではないでしょうか?
私も朝起きたら肘が痛くなっており、
「そのうち治るだろう」
と、簡単考えていましたが、
1週間たっても収まるどころかさらに痛くなっていき、
「これはこのままでは酷くなる一方なんじゃ?」
というふうに不安に思ったのが、
テニスエルボーとの出会いですね。
そんな肘の外側が痛くなる代表的な症状、
テニスエルボーになった時のお話をお伝えします!
テニスエルボーとは?
テニスエルボー・・・
正確には上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)と呼び、
テニスをする方に多く症状がでるため、
テニスエルボー(テニス肘)などと呼ばれるているようです。
また、肘の内側が痛い場合は、
上腕骨内側上顆炎と呼び、
こちらもテニスエルボーと呼ぶようですね。
テニスエルボーはどこの炎症なの?
正式名称からわかるとおり上腕のどこかが炎症しており、
痛みの原因となっています。
少し肘について説明しますね。
肘の関節は3つの骨がつながっており、
上腕骨、尺骨と橈骨がつなっています。
そしてその肘関節には、筋肉もいろいろつながっており、
長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)、
短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)、
総指伸筋(そうししんきん)、
これらの筋肉が痛みの発症に関係性があると言われています。
特に短橈側手根伸筋の腱への負荷が多くなり、
痛みがでることが多いようですね。
テニスエルボーになる原因は?
そんな肘の痛みが出てしまう原因、
これについてもお伝えします。
まず、基本となる原因は、
手や手首の使いすぎにあるようです。
そんな手や手首を使いすぎてしまう要因について、
まとめます。
・技術不足・・・
運動する際、単純に技術が足りなく、
無理な動きや正確な面でボールをとらえられないことによる、
肘や手首への負担により、
発症してしまう。
・運動不足・・・
肘・手首を動かす際、体幹の安定性と運動連鎖が重要です。
それらを支える、筋力低下や柔軟性の低下により、
肘や手首へ負担が増え発症する。
・加齢・・・
加齢により運動不足でなくとも、
筋力が落ち、組織の変化がある場合も、
発症してしまう可能性があります。
・外的要因・・・
運動する際、例えばテニスの場合について、
道具の選択を間違えると肘や手首への負担が増え、
発症してしまう。
テニスエルボーの治療法は?
では治療法についてまとめましたので、
お伝えします。
・保存療法・・・
肘や手首の使い方やバランスが悪い部分について、
リハビリテーションやトレーニングによって、
筋力のアップやバランスを整えることによる、
自然治癒を目指す方法。
強い痛みがある場合は、
ステロイド注射を使う場合もある。
・PRP療法・・・
自身の血液内にある血小板を利用する再生医療。
・体外衝撃療法・・・
衝撃波を肘に直接照射することで
、
痛みを取り除く効果が期待できる。
・手術療法
筋膜切開術、切除術、前進術、肘関節鏡視下手術など
まとめ
私の場合、日常生活が送れないほど痛くはなかったため、
自然に治るのを期待して腕のストレッチ等で対応していました。
なんとか痛みは治まってきていますが完治には至っていないのが現状ですね。
自分の体のことではありますが、どの療法するについても一度整形外科などの、
診療を受けられる方が早く治療できる方法なのではないかと思います。